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ロータリアンのフォーラム
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ロータリーの真髄は
職業奉仕の研修(講演を聞いて)
手続き要覧はバイブルか?
ポリオ撲滅に寄付
定款・細則(内規)改正作業
クラブ入会の手続きの原則
クラブ協議会
識字率向上(CLEについて)
個人情報保護の指針
ブラバスクラブとは

プライバシーマークとは

クラブのHPは必要か
クラブ奉仕と会員増強

例会場に国旗
2008/02/02
2008/01/30
2008/01/20

2007/12/29
2007/12/04
2005/08/01
2005/07/30
2005/07/26
2005/07/26
2005/07/21
2005/07/11
2004/07/15
2004/07/15
2004/07/01
                                                     (編集者:杉田博)
表  題 アップ日 内    容
ロータリーの真髄は
2008/02/02 ロータリーの真髄は

 従来、ロータリーに関していろいろな人が、色々な資料をもとに色々な角度から論じ、ロータリーがあたかも「言葉の遊び」のように思われるふしもあります。
 
 その一例をあげますと、「奉仕の理想(Ideal of Service)」とはどういうことなのか、よく議論の的になり、未だにこれが続いているようであります。

 このことに関しましては、「奉仕の理想とは」と題してロータリー理解月間の資料として提供し述べましたように、「奉仕の理想」を定義されているものはないが"Thoughtfulness of and helpfulness to others"「他人のことを思いやり、他人のために尽くすことである」というのが唯一、定義らしき言葉がある。

『思いやりの心をもって他人のために尽くすこと』と考えられ、"He Profits Most Who Serves Best"『最もよく奉仕する者、最も多く報いられる』というロータリー哲学の実践にあります。

 また、「職業奉仕」は、ロータリーの金看板と言われる一方で、難しくてわからないと、よく言われます。
 それは、ロータリー史の最初の80年余り、職業奉仕は主にロータリアン一人一人の責任であり、各々のロータリアンが各自の職場で個人的な貢献を行うことが重視されていました。ところが1987年にRI職業奉仕委員会が40年振りに招集され、「職業奉仕は会員個人とクラブ双方の責任である」とする「職業奉仕の新方針」が1987〜88年度RI理事会で採択されて以来、職業奉仕の幅が広くなり、ある面で社会奉仕や青少年活動、国際奉仕と重なる場合もあり、そこに混乱がみられ、一層わかりにくくなったようであります。

数多くの先輩ロータリアンの中では宗教的、倫理的な面からの職業奉仕観を講演などで述べられるが、ロータリーの職業奉仕でなく、その講演者の職業奉仕観を述べられることが多い。

ロータリーの職業奉仕は"He profits most who serves best"というシェルドンの実践からの理論を学ぶことで解決すると思います。

参照文献:
「職業奉仕 その原理と実践」(田中毅著)ください。(「ロータリ―の源流」サイトよりダウンロード可能)

 最近では、ロータリーがボランティア活動を行う団体と思われるほど、その方面のみがよく広報されていますので、これも錯覚に陥る原因となっています。

 このように、最近はロータリー活動が多面的になり、新しい会員には、ロータリーとは何であるか余程よく説明しないとわかり難いと思いますので、ロータリーに経験の深い、ベテランロータリアンによる簡明な説明が伴わないと、ロータリーが何であるかわからないまま、或いは終わってしまうことにもなりかねないと危惧しております。

 この点、ロータリー雑誌も、もっとこのような配慮が必要と思う。

▼別府RCの鳴海淳郎氏は次のように纏められております。


 以上述べましたロータリー哲学を早く自分のものとし、これをまず自分の職業に生かし、地域のために何か良いこと、新しいことが出来ないか、常に新しい夢をえがきながら毎日の仕事にベストを尽くすことが大切です。

 その結果として世間の信用が得られ、これがいわゆるProfits(利得)につながり、ひいては地域の活性化に役立つのではないかと思う次第です。

 これによって会員一人一人がロータリーに前向きになり、ロータリーを知ることにより、ロータリーが好きになっていただければ、非常に有難いことであります。    参照:ロータリー探究(2008/1/31)
職業奉仕の研修 2008/01/30 2650地区「職業奉仕講演」を聴いて

「職業奉仕の根本原理とその実践」RI2680地区(深川純一PG)2008/01/26

今回の回りくどい職業奉仕の説明は深川さん自身が考える職業奉仕観であり、シェルドンが考えたロータリーの職業奉仕とはまったく違います。ましてや職業奉仕が倫理高揚運動や、宗教的な運動などというのは全く過ちです。

シェルドンの言う職業奉仕は”He profits most who serves best”を行った結果、職業倫理が高まるということで、元来それ自体を目的としたものではありません。

結果、職業倫理訓は200以上の職業について、それぞれまとめら、一番有名なものが ガイ・ガンディガーのレストラン協会の道徳訓でした。

また、4大奉仕はイギリスのロータリアンによって1927年オステンド大会で決まったもので、それまではvocationという言葉は使われませんでした。business(method),occupationという言葉しか使われておりません。(ただ4大奉仕ができて、奉仕の実践活動が判りやすくなった)さらに、vocational serviceはロータリーが作った造語であり、語呂あわせで4大奉仕にすべてserviceをつけたものであります。ですから、すべてその意味が違います。

クラブ奉仕のserviceは 中国語の「服務」と近い意味であり、社会奉仕、国際奉仕のserviceはボランティアに近い意味です。職業奉仕のserviceは第2モットーにおけるserviceであると思います。

深川さんはもっともらしい理屈を言いますが、vocationとserviceをひっつけたことにそれほど深い意味はないようです。

そんな訳のわからないことを言うから、職業奉仕を皆さんが理解できなくなるのだと思いました。

そもそもvocationという言葉自体 ヨーロッパ人の職業観(天職論,キリスト教の)の影響によるものであり、シェルドンは職業奉仕についてはビジネス、科学であると言いきっております。

2650地区 刀根荘兵衛 ガバナー補佐さんからのメールより
手続要覧はバイブルか? 2008/01/20 手続要覧はバイブルか

2650地区 刀根荘兵衛 ガバナー補佐さんのブログの書き込みをご紹介します。

まったく同感ということで掲載させて頂きました。

手続要覧。英語でManual of Procedureという。ロータリーの諸手続のマニュアルということだろうか。この手続要覧を多くのロータリアンはバイブルのように崇め奉っているようだ。このほど、約一年遅れで新しい日本語の手続要覧が出版される。

しかし、この手続要覧が本当に絶対的なバイブル足りうるであろうか。RI定款、RI細則、標準ロータリー定款などの規則はその通りとしても、そのほかに掲載される内容については、RI事務局が独断で必要と思われる理事会決定を適当に抜粋しているにすぎないのではないか。しかも、それすらも意図的に、削除されている個所や適当にRI事務局が説明文を付けて解説している箇所もある。

田中毅PDGは、社会奉仕の章に掲載されている、決議23-34条について間違いを次のように指摘する。
この重要な決議を2001年の規定審議会の決議01-678「全てのロータリーの標語や記述を検討し、標語や声明文から性別限定用語を削除するよう、将来の審議会に提出することをRI理事会に考慮するよう要請する件」が採択されたことを受けて、2001年、2004年とに発行された手続要覧の社会奉仕の項目に記載されている決議23-34からHe profits most who serves bestが抹消されまているという。

幸い今回の2007年版の英語の手続要覧ではなぜか復活している。

しかし、これはおかしなことで、この決議は世界大会で決定された決議であり、その後の国際大会や規定審議会において、一度も第2モットーは削除されていない。しかもロータリー章典には以前からそのままの状態で掲載されている。にもかかわらず、RI事務局員が6年に亘り勝手にこれを改ざんしていたのである。また、東大阪みどりRCの山片氏は手続要覧の4大奉仕の説明文のいい加減さの指摘している。

手続要覧第4章のプログラムの中で、ロータリーの奉仕の4部門は綱領の各項を反映しているという記述が1984年から2001年まで掲載され、2004年からすべて削除されているという。これも元々この説明自体が明らかに間違いであり、4大奉仕は綱領とは似て非なるものである。今回2007年の規定審議会で改めて4大奉仕が定義され、改めて定款第5条が書き加えられたのを見ても明らかである。

同じく、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕のRI事務局が記載した説明文にも綱領の各項との関係について同様の間違った記述があった。ほとんどは2004年には削除されているが、国際奉仕については、2004年の手続要覧にはそのまま掲載されている。
このように、ピントはずれの間違った説明、重要ドキュメントの意図的な削除などまったくいい加減なマニュアル本が手続要覧の正体である。

手続要覧などはRI事務局員が適当に作成しているマニュアル本にすぎない。これを全員購入してしっかり勉強せよという妙な号令を月信で叫んでいるガバナーももう少し現実を勉強してほしいものだ。

むしろ全会員が読むべきなのは、ロータリーの定款などの規則を除いては、ロータリー章典である。

また、参考書として2650地区で作成した、「ロータリー情報マニュアル」こそ必携の書物だと思う。

800を超えるロータリー用語の説明。ロータリーの歴史的なドキュメントが満載されている。また、最近のクラブ管理とくにCLPについても詳しく解説している。

そんな思いを抱きながら、近々出版される2007年版の手続要覧を楽しみにしている。

ポリオ撲滅へ寄付
ゲイツ財団より1億米ドル
2007/12/29 ロータリー財団も1億米ドルを3年間で寄付!!
(下記は刀根がバナー補佐のMixiブログから転載)

最近のRIのトップニュースは、あの有名なゲイツ財団からロータリー財団に1億ドルの補助金を提供してもらったことだ。国際ロータリーではこれを受けて、今後3年間にこれと同額の金額を調達するための募金運動を展開するという。合計2億ドルのお金で、WHOユニセフ、CDCなどと協同して、ポリオ撲滅のための予防接種活動を支援するとのことのようだ。
エバンストンでは、ロータリー創設以来102年の歴史の中でロータリーが受領した最も高額な補助金であると大はしゃぎの様子だ。
大変結構な話なのだが、今後一体だれが後の1億ドルを、またどのように集めるのだろうか。
つい3年前に、RIでは大々的なポリオ撲滅キャンペーンを張って、世界中から特に日本のロータリアンが多額な寄付をしたところではないか。あの時、これが最後のポリオの寄付だということで、地区を挙げて寄付金を強制し、他の不振な地区のために2650地区のDDFまで巨額につぎ込み協力したばかりだ。
こんな大きなことが、突然11月の末にRIで決まり、寄付金集めが始まるのではたまったものではない。

さっそく、RI日本事務局財団室に問い合わせてみた。
その結果、次のようなことが分かった。
現在、RIにはポリオプラス基金が5000万ドルある。そして残りについては、日本政府が以前安倍総理の時代に3500万ドル寄付することを口約束したとのことで、あとの残りをIT企業で有名なGOOGLEが550万ドル、インドのロータリアンがチャレンジギフトで200万ドルなどを寄付してくれるので、今回はほとんど寄付を集めなくてもよいという内容の返答だった。
ただ、日本政府の口約束は、福田総理になってから対応があやしくなったようで、先日、ウィルキンソンRI会長が来日の折に、この確約を貰おうと福田総理に面会を求めたが、会えなかったようだ。
なぜ、日本政府だけがこのような多額な寄付をしなければならないかも疑問だが、どうもこの口約束は反故になる可能性も高いようだ。
そうなると、またRIは必死になって募金活動をするのかもしれない。
ポリオ撲滅は確かにすばらしい活動であり、否定するものではないが、ロータリーが寄付金集めに奔走し、多額の寄付を他の団体や企業から嬉々として受け取る姿は少し異様に思える。
ロータリーは決して募金団体でも、ボランティア団体でもない。われわれは素晴らし仲間と出会い、人間性を磨き、志の高い企業人として、自らの経営を高める同時に、社会に対して奉仕活動を行うことではないのだろうか。
他の団体から寄付集めに奔走したり、RI会長が大号令を発し、世界中のロータリアンから寄付金集めに精を出すのがロータリーの目的であろうか。
このところのRIのやり方を見ていると、官僚的な事務局の言いなりになって、世界的なボランティア団体を目指しているようにしか見えない。
かつて、RIのポリオ撲滅の活動について世界的な雑誌に、ロータリーを全く知らなかった記者が、「こんな素晴らし事をやっているロータリーという団体があるらしい]とほんの少しだけ掲載されたことくらいに大喜びしているのが、RIの事務局の現状ようだ。
このような姿を苦々しく思っているロータリアンがロータリーに対する魅力を失ってしまうのではないかと心配する。
先日、ビチャイ・ラタクルRI元会長が財団管理委員長の職を辞したのも、この辺に深い関係があるのかもしれない。
定款・細則改正作業 2007/12/04 クラブ定款・細則の改正作業
2007年の規定審議会に基づく定款・細則の変更をしなければならない年である。規定審議会は4月、その改正点などがクリアになったのは6月であった。丁度、源流セミナー(田中毅PDG主宰)に参加しその全貌を把握させていただきまた。地区の委員から改正点のリストを入手し改正の準備をしました。ただ、日本語版標準定款・推奨細則はRIの日本語版サイトで発見したのが確か9月中旬頃でした。
それ以来、当クラブ用にパソコンに向かって打ち出し始めた次第です。7月にクラブの規定・内規委員長になって年と3年毎の規定審議会の年が丁度重なったための仕事であった。委員の皆様ご協力ありがとうございました。


<今後の課題>
・改正作業にもっと多くの方の意見を反映できるような仕組みがあればよいと思う。
・当クラブでは、規定・内規委員会と内規委員会の統合を図るべきだろう。
・内規の条項事項は、次回改正時には慶弔と出張旅費規定だけとし、細則に統一すべきと思う。(杉田博)

クラブ入会の手続きの原則
2005/08/01 【クラブへの入会の手順の原則】(2005年6月28日現在)

会員を増強して奉仕の仲間を増やすためにも、クラブ入会の手続をよく知って頂く必要があります。新会員の入会には、クラブ正会員からの書面による推薦が必要ですが、他クラブからの移籍会員や、他クラブでの元会員は元クラブからの推薦でもよいことになっています。素質のよい会員を迎えるには、クラブ細則に定められた各段階を忠実に守ることが大切です。推奨クラブ細則に従って入会手続を簡単に説明しましょう。

 1.
何よりも、日頃から未充填職業分類を念頭に置いて、入会候補者の物色を心掛けることが肝要ですが、推薦人として責任の持てる候補者以外は絶対に推薦しないことが鉄則です。正会員が被推薦者の氏名を、クラブ幹事を通じて、書面をもって理事会に提出します。候補者の方から入会を希望してきた場合を除いて、第4段階までは候補者には機密に事を運ばなければなりません。

2.理事会は被推薦者がクラブ定款の職業分類と会員資格の条件を満たしていることを確認します。この際、クラブ理事会は会員選考・職業分類委員会から審査報告を受けるのもよいでしょう。

3.理事会は推薦状の提出後、
30日以内に承認・不承認を決定し、クラブ幹事を通じて推薦人に通告します。

4.理事会の決定が肯定的であった場合は、
被推薦者にロータリーの目的や会員の特典と義務について説明します。この説明の後で、被推薦者が会員申込用紙に署名し、その氏名と職業分類をクラブに発表することの承諾を求めます。

5.
被推薦者の発表後、7日以内に書面による異議申し立てがなければ、入会金を納めることにより会員になります。異議申し立てがあっても、次の理事会の票決で入会が承認されれば、入会金の納付により会員となります。

6.感動的な新会員の入会式と、オリエンテーションを行い、会員証を発行してRIに報告します。
 
最も重要なことは、新会員がクラブに溶け込めるように最大の努力をすることであり、ロータリー情報委員会新会員を援助する推薦者以外の会員1名を指名し、新会員をクラブ・プロジェクトや行事に参加するよう勧めます。入会後間もない時期の新会員に対するきめ細かな配慮が、将来の退会防止に大きく役立つでしょう。

以上がクラブ細則第11条であるが、クラブ内規4項で「毎年年度初めの地区別情報集会で会員候補者を検討する慣例になっており、情報集会で協議しておく事が望ましい。」と補足されています。
杉田博(記)

クラブ協議会
2005/07/30
クラブ協議会(アッセンブリー)は
クラブの主要な計画作りを相談するための組織会合で、クラブのプログラムと活動もしくは会員教育について協議するために開かれます。クラブ協議会では、長期計画の立案、委員会活動の調整、クラブ計画がどのように正確に実施されていかの認識、創意に溢れた解決策および活動を刺激する打ち解けた討議、ロータリーとプログラムに関する継続的な教育、クラブの強い点、弱い点の定期的な検討が可能となります。

また奉仕プロジェクトや活動、会員増強、退会防止、地区大会や他の会合への出席などについて話し合い、さらに会員の教育の場となり、会員の奉仕活動への関心を喚起します。 クラブ協議会は、クラブ役員・理事・委員会委員長を含むクラブ会員の会合で、クラブの全会員の出席が要請されます。 クラブ協議会では、クラブ会長、あるいはその指名を受けた役員が主宰します。 クラブ協議会は、多くのクラブで毎月開催されていますが、
1年間に次にあげるスケジュールで少なくとも4回、できれば6回開催するのが最も望ましく、効果的であるといわれています。

1. 地区協議会直後3週間以内(7月1日以前):地区協議会で作成され、提案された計画を始め、どのようにクラブはRIテーマと強調事項を組入れるかについて説明し、検討を行い、討議する。 会長エレクトがクラブ協議会を主宰します。

2. 7月1日以降:年度の計画を討議し、採択します。

3. 公式訪問の2週間前:ガバナーの公式訪問の2週間前のガバナー補佐のクラブ訪問の際に、クラブ協議会を行います。

4. 公式訪問の間:クラブの状況をガバナーと討議します。

5. ロータリー年度の中間(1月/2月):クラブの目標に向けての進展状況を検討し、完了すべき計画を決定します。

6. 地区大会の後:この協議会で出されるアイデアおよび示唆は、クラブ計画を完了に導くのに役立つよう実施することができます。

杉田博(記)

識字率向上
2005/07/26 CLEの詳しい内容については、下記のレポートを参考にしてください。
ロータリー源流
http://www1.odn.ne.jp/~caz52570/rohen208.htm
http://www1.odn.ne.jp/~caz52570/rohen162.htm

2650地区の
「個人情報保護の指針」

2005/07/26 個人情報保護の指針

皆様ご存知の「個人情報保護法」が2005年4月より施行されたことに伴い、2650地区においてはロータリー情報委員会を中心に法への対処を検討してきたが、このたび地区諮問委員会の了承を得て「個人情報指針」を作成しました。
ロータリークラブ、親睦会、ガバナー事務所の組織は同法15条に定める「個人情報取扱業者」でなく、また第37条、第40条に定める「認定個人情報保護団体」の申請も特に行うことはしないが、法の趣旨を尊重して、保有する個人情報の管理には細心の注意を払うこととする。
そのため、ロータリー情報委員会の中に「個人情報管理委員会」を設置して、個人情報保護にかかわる諸問題に対処していくこととする。

【指針の概要】
クラブ等が保有する個人情報の具体例を列記し、新規に収集する情報については使用目的を明示して提出を求める。また既存のロータリー情報委員会については適切な管理、第3者への開示の禁止、制限、廃棄方法など例示する。
 また、クラブ会員が個人で保有する情報についても、同様注意、取扱義務を守ってもらうよう要請するところとする。
【指針の採用】
当指針は法について、2650地区として一定の方針を示すものであり、各クラブ等が独自に検討され、何等かの対処をされる際の参考にしてもらう性質のものである。

◆個人情報保護の指針
1.法の対象となると思われる情報は以下に例示する、
1)ロースター(全国版、地域版、クラブ版など)
2)各種会議資料に掲載される連絡先一覧
3)各クラブで作成している会員名簿
4)ローターアクト、インターアクト会員名簿
5)米山奨学生名簿
6)GSE関係(受入、派遣)
7)国際青少年交換(受入、派遣)
8)RYLA参加者
9)財団奨学生(国際親善・世界平和)

2.上記の情報の内、印刷、製本されたものについては、下記各号に従って取り扱うこととする。
1)譲渡、貸出は禁止する。
2)必要数以上複写、複製はしない。
3)資料を安易に第3者の目に触れるような場所に放置しないなど、管理に充分注意を払う。
4)破棄する場合は、第3者に渡ることが内容、原則として焼却、又はシュレッダーによる裁断処分とする。
5)新規募集や資料を更新する際には使用目的を明示する。

3.パソコンなどに登録されている情報については次のように取り扱うこととする。
1)情報への不正アクセスを防ぐ方策を検討する。
2)インターネットを使用する会員は、他の会員の情報を安易に第3者に転送しないなど、情報の保護、漏洩防止に注意する。

4.ロースター(クラブ会員名簿)については下記のように取り扱うことにする。
1)クラブ会長又は幹事は、会員に対して、登載原稿の提出を求めるに際し、開示したくない情報(例えば生年月日、住所、電話番号、職業、家族構成等)は提出しなくてもよい旨を告げる。このためにロースターの体裁に統一を欠くことになってもやむをえないものとする。
2)会員が所有するロースターについて上記2の取扱いに準じて対処するよう徹底する。

5.クラブが所管するローターアクト、インターアクト等の関係団体に対して、当指針に基づきてきせつな指導を行うこととする。

6.相談窓口の設置
各クラブで対応に苦慮する場合や、疑問、質問に応えるため、相談窓口として「個人情報保護管理委員会」を設置する。

杉田博(記)

ブラバスクラブとは
2005/07/21 ブラバスクラブとは

ロータリークラブが社会奉仕活動の一環として提唱するもので、地域社会の高齢者に対する活動として推奨をしている組織に「プロバスクラブ」があります。

 「プロバスクラブ」は、リタイア、又はセミ リタイアした自立的な男女が組織する全世界に拡がるクラブです。ロータリーからは独立した自主、自律のクラブです。「プロバスPROBUS」の語源は、PROfessional(専門職業家)とBUSiness person(実業家)を短縮した言葉です。 しかし、会員は、この二つの言葉に限定されずに、行政や他の団体組織の元役員、管理者や、尽力した分野で責任ある仕事をされた方も含むものです。

 プロバスクラブの目的は、リタイアした活動する能力のある人々が少なくとも月1回以上会合し、ゲストスピーカーや会員の卓話を聞き、同様な環境や興味を持つ会員との交流と親交により、共感や価値ある活動の機会を提供し、意義ある生活を推進することにあります。
現在、世界では約4千クラブ、30万人以上の会員と推定されています。会員のうち、元ロータリアンは約10%以上と推定されます。

続き
杉田博(記)

プライバシーマーク
2005/07/11 ブログを参照下さい。

クラブのHPは必要か
!?
2004/07/15 クラブでのHPの利用について
◎ホームページ作成経緯
小生、幹事のとき2000_01年度に地区にインターネット委員会が発足し事務のOA化の一環としてIT化を進めるようになり、メールアドレス(当時は地区への交信は幹事宛)、2000年に試験的にパソコン導入し、奉仕団体の組織管理ソフト(1年間教育を含め無償)を導入し事務局の訓練をしてきました。また、クラブのHPは2001年6月に個人的に立ち上げました。池内会長(2001_02年度)時にインターネット委員会(杉田博委員長)ができ現在のHPの原型が製作された。
この年、HPのベストリニューアル賞をJRICより戴きました。

2002_03年度〜より、HPの更新・メンテナンス・サーバーの利用などに多少なりともHP維持に経費がかかっております。

◎ご検討
◆HPの概要
1.現在、HPは「長者の髭」というべきではないでしょうか。あってもなかってもよいが他クラブにあるからHPがある。

2.HPの更新はどのクラブより行っているまた、行事予定、ロータリ情報も整っている。(必ず最低週1回は実施)

3.週報、掲示板、メールリスト、ML、チャット、例会欠席や行事出欠届等も整備されている。

◆今後の話題:
全国ロータリークラブで話題の週報の内製化はいつでも可能である。

◆問題点
1.HPの利用がクラブ会員に浸透していない。(会員にその必要性を感じる方が少ない。)
たぶん、現状は5名程度?の方が見られているHPになっている。
HPの活用もごく一部の会員に限られている。

2.クラブの連絡事項などEメールを使うなどオーソライズされていない。

3.インターネット委員会は組織的にはクラブ奉仕として認められているが、クラブ運営上のHPの扱いや目的が規定していない。
全体的なクラブ運営の中でのホームページの役割がはっきりしておらず、会員の利用など考えると同好会的である。

・目的やその利用について理事会で議論してもらいたい。

・現在、社会一般的には,特に職業奉仕にはインターネットが必需品とされ、RIでも文書で郵送の範疇にEメールは認められている。

4.その他
(1)クラブのHPの必要性を問う
・クラブにHPがあるというだけで利用度がほとんどないHPに少なからず経費がかかっております。
・役員や理事会メンバー、事務局からの連絡など皆無のHPは必要かどうか・発信者が個人の情報であり、私物化しているようで申し訳ない。

(2)ロータリー情報に精通しているものがホームページ製作が必要である。
幹事が発信、管理が理想である。

5.年間経費
(参考)ホームページ製作維持管理費(昨年度実績)
(1)新年度大幅更新(年1回)、最低週1回の更新・サイトのメンテナンス
(2)クラブパソコン点検調整(適時)・・・必要ソフトの供給(実費)
(3)CGI作成と保管と年間週報のインターネット他Webサイトでの保管
 205,800円(ホームページの製作・更新とメンテナンス) 容量40MB

以上
クラブのHP製作・更新を行っている立場から申し出ることお許し下さい。
皆さんご検討下さい。(記:杉田博)

クラブ奉仕と会員増強

2004/07/15 クラブ奉仕と会員増強
 民族、宗教、思想や利害の違いを超え、人が幸せを望む心、家族間のお互いの信愛の情、隣人愛、人類愛は人間本来の善意であり、社会秩序であり、いつ、いかなる時代でも変わらない世界でありましょう。ロータリー発祥の動機も「心の交わり」を求めてやまなかった一人の人間の欲求と着想が出発点となって、多種多様の職業、思想、感情が集ってクラブを作り、親睦活動から、個人の奉仕を基本概念として拡がり、現在の四大奉仕へと拡充され、100年の歴史を積み重ねてまいりました。
 その一つのクラブ奉仕は、家の中の「家事」にも例えられるクラブ活動で、家事が滞っていれば」には進みません。また、「他に対して奉仕」を行うものではありません。このクラブ奉仕の中でも最も重要なものとしては、会員増強、プログラム、親睦活動、目的を絞り込まない資金調達、ロータリー情報、クラブ週報、広報らでしょう。インターネットの急速な普及により既にクラブ活動の重要な一部分で、サイバークラブまで成立するようになりました。
クラブ奉仕の根幹を成すものは「親睦」と言われますが、ロータリーにおいては例えば、ゴルフや呑み会らは「感性の親睦」であり、綱領、定款・細則や歴史、思想・奉仕を学ぶ「精神的な親睦」とがあると考えられます。この二面をもって親睦(fellowship)と称されるべきである。さらに例会出席を奨励し、仲間(fellow)と認め合い励ましあえる機会を増やすべきである。Fellowはfriendとstrangerの中間的なものと解釈しておりますが、クラブ奉仕に全員参加が浸透されれば他に対する奉仕も充実していくことでしょう。会員増強についてもクラブ奉仕活動の充実により、現会員のさらなる向上を図られ、その吐露する「他への奉仕」が近隣地域へ活発化されるなら、その地域の有望な会員増強に繋がることでしょう。また、必ず良質な増強は新会員から得られる個人的かつ職業的な資源や知識をクラブにもたらされることでしょう。

地区ロータリー情報委員会 杉田博 大和高田RC(ガバナー月信9月号掲載予定)

例会場に国旗
2004/07/01 例会場に国旗を掲揚するわけ
1905年2月23日、米国シカゴにて、ポール・ハリスらによりシカゴが誕生し、来年は全世界のロータリアンが挙って、100周年を迎えようとしています。その間、世界166ヶ国、クラブ数31,561、そして総会員数122万千有余を擁する巨大な奉仕団体になりました。又、我が国のロータリーは、1920(T9)年10月20日東京ロータリークラブ誕生を機に、大阪・神戸・名古屋そして京都が、諸先賢のご努力により創立され、以来現在の数多くのクラブ創設・会員在籍となっております。然しながら、私どもは20世紀末の第2次世界大戦時の脱退・復帰の9年間を決して忘れてはならないと思います。加え、その前後に亙り、RCの存亡に当時の諸先輩の多くが、粉骨砕身、ロータリーを守り、その継続に大変な努力が各クラブでなされたことを今一度心すべきだと存じます。
 時あたかも、1933(S8)年9月18日、京都RCに右翼の壮士一団が押かけ、時の会長石川芳次郎氏に「アメリカのスパイの手先だ」と の解散を迫りました。会長は「RCというのは世界的な組織であり、私達は皆、良質な職業人です。職業を通じて世の為、人の為に動いているので、決して国の利益に反することではありません」と言ったのですが、納得してもらえず「証を立てろ」と迫られました。そこで、石川会長は証を立てる為に2つの条件を提示しました。それが例会で「君が代」を斉唱することと、例会上に「日の丸」を掲揚することでした。その後 RCの例会では「日の丸」を掲げ「君が代」を歌う慣例ができました。これは、私たちの先輩が軍閥の弾圧を逃れるために血の滲む思いで開発した慣例であります。従って私共は、例会でただなんとなく「日の丸」を掲揚し、「君が代」を斉唱するのではなく、そのことを心に留めるべきだと思います。軍閥の切迫で解散させられた RCは、名称を変え等して例会を続け、復帰されたことは次回に譲り、例会をより楽しく、有意義なものとすべく、お互いに努力しましょう。
地区ロータリー情報委員会  内藤勝夫 京都乙訓RC(ガバナー月信7月号)
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